みなさん、こんにちは!
北海道大志歯科クリニックの小野寺です。
最近は暖かくなって雪もだいぶ溶けましたね!
私はスノーボードをするので嬉しいような悲しいような・・・
雪があってなかなか歯医者さんに行けなかった方も、雪が溶けたら是非クリーニングにいらしてください(^O^)/
さて、今回はラテックスアレルギーについて少しお話したいと思います。
ラテックスは天然ゴムに含まれる主成分です。天然ゴムが使われている製品は、医療では、医療用手袋、血管に入れる管であるカテーテル、絆創膏(ばんそうこう)など、家庭では、炊事用手袋、ゴム風船、輪ゴム、などの日用品があります。
天然ゴムは、ゴムの木の幹を傷つけて得られた白い樹液で、様々なタンパク質が含まれています。アレルギーの原因になるのは、タンパク質ですから、ゴムの木の樹液に含まれるタンパク質に対して体がIgEを作ることで、アレルギー反応が起こります。これをラテックスアレルギーと呼んでいます。
ラテックスアレルギーの症状は
最も多い症状で、手袋などが接した部分に起こる症状です。この場合は、接して起こるので、「接触じんましん」と呼ばれています。
手袋を装着した手が痒くなる、赤くなる、盛り上がった湿疹(膨疹)、水ぶくれ(水疱)が起こり、時に、全身にも広がっていきます。
全身の症状として、アナフィラキシーと言って、じんましん、ゼイゼイと言った喘息、呼吸困難、血圧が下がる、嘔吐、腹痛などの重篤なアレルギー症状を起こすことがあります。
大志歯科クリニックでは、ラテックスアレルギーの患者さんには、歯科医師や歯科衛生士が使用するグローブをニトリルグローブという、ラッテクスアレルギーの方でも大丈夫なグローブを使用しております。
ラテックスアレルギー患者さんでも治療を受けられるように準備しておりますので、安心して来院してくださいね☆