こんにちは、ちだ歯科クリニックの松田です(*^_^*)
みなさん、毎日歯磨きをしているのに虫歯ができてしまう...なんてことないですか?
虫歯になると歯医者で歯を削られるので嫌ですよね。
しかし、実は虫歯になる原因は歯磨きだけではなく、人それぞれ違うのです。
今回は虫歯ができる7つの原因と自分に合った予防法をお伝えします。
是非、参考にしてみてください♪
虫歯ができる7つの原因
1.歯磨きが苦手で虫歯が出来る人
歯磨きが上手にできずに歯垢が残ってしまうと、虫歯菌が食事のたびに大量の酸を出すため、唾液の力が追い付かず虫歯になってしまいます。
また、歯ブラシだけでは歯垢は60%しか取れません。
なのでプラスしてデンタルフロスを併用すれば20%、合計80%まで歯垢をとることができ虫歯を予防できます。
2.間食や甘いものが多くて虫歯が出来る人
食事をするたびに虫歯菌は酸を出します。また、甘いものは虫歯菌が酸を作りやすい食べ物です。
虫歯菌が出す酸の回数が多く、スピードが速いと唾液が酸を中和したり、再石灰化に間に合わずに虫歯になります。
食事を出来るだけ決まった時間に行い、飲み物を無糖の物に変えるこれだけでだいぶ改善します。
3.歯の質が弱く虫歯ができる人
歯の質が弱いと虫歯菌の出す酸にすぐに溶かされ虫歯になってしまいます。
歯の質を強くするにはフッ素が効果的です。普段使っている歯磨き粉がフッ素入りかを確認してください。
あずき大をつけて磨くだけで十分なので最後にうがいを1回にして、歯磨き粉の味が残るようにすると効果的です。
また歯磨き粉の味が苦手な方は空磨きした後にフッ素入り洗口剤でゆすぐといいと思います♪
4.虫歯菌が多くて虫歯ができる人
虫歯菌の代表であるミュータンス菌がもともと多い人は、酸を出す量が多いために虫歯になってしまいます。
ミュータンス菌はよく親から感染する菌で、2歳くらいまでにスプーンなどを一緒に使うと感染してしまいます。
市販でも売られているガムに含まれるキシリトールはミュータンス菌の活動を弱めてくれる力があります!
5.唾液の量が少なくて虫歯ができる人
唾液の量が減ってしまうと虫歯菌の出した酸を中和したり、再石灰化することができずに虫歯になります。
特に自律神経の薬や高血圧などの薬を飲み始めると唾液の量が減ってしまいます。
唾液腺マッサージや食後に100%のキシリトールガムを噛み、唾液の量を増やすようにしましょう!
6.唾液の力が弱くて虫歯ができる人
唾液の力が弱い場合、虫歯菌の出した酸の中和や、再石灰化に時間がかかり虫歯になります。
唾液の力を改善することは出来ないため、出来るだけ間食を控え、
唾液による中和や再石灰化の時間を長くとることと、よく噛んで食べ唾液の量を増やして質を量でカバーすることが必要です。
7.詰め物の隙間から虫歯ができる人
金属やプラスチックの場合、4,5年くらい経つと劣化して隙間から虫歯になります。
一度歯を削ってしまうとやり替え続けなくてはいけません。
ゴールドやセラミックは一般的に虫歯になりにくいといわれています ♪
以上の7つが虫歯になる原因といわれているものです。いかかでしたか?(*^_^*)
ご自身の歯を守るのはご自身しかいません!
生涯自分の歯でおいしくお食事ができるようにしっかり予防していきましょうね!