他の治療法との違い
歯を失った場合の治療法は、大きく分けて3つあります。
ブリッジ
ブリッジとは、周りの健康な歯を削って、橋をかけるように歯のない部分をカバーします。
メリット
- 固定式なので違和感は少ない。
- 比較的見た目がよい。
- 健康保険適用もあり。
デメリット
- 失った歯の周囲を削らなければならない、削った健康な歯に痛みが出れば、神経をとったり、支えとなる歯には負担が大きくかかり寿命が縮まる、食べ物カスがつまりやすく、口臭の原因になる。
- 数年で支えとなる歯に何らかの問題(むし歯、歯周病の悪化、歯の破損、最近による感染など)が生じ、再治療が必要となる場合がある。その結果、支えとなる歯を抜歯するケースも少なくない。
入れ歯
メリット
- 制作が比較的容易。
- 失った歯の周囲の歯を削ることが少ない。
- 健康保険適用もあり。
デメリット
- 噛む力を歯ぐきで支えるため、食事の際に痛みを感じしっかり噛めない。(自分の歯の30%以下)
- バネをかけている歯への負担が大きく、だんだんグラグラ動いてくることが多い。
- 違和感が強く、発音や味覚に影響が出ることが多い。
- 見た目が悪い、お手入れが面倒。
- 使用しているうちに残っている歯や歯ぐきの状態が変化するため、新しい義歯を作り直すことになる。
- 歯を失うことが続くと、最終的には総入れ歯になる。
インプラント
「インプラント」の治療法では、インプラントが歯根の代わりとなり、人工歯冠の柱の役目を果たすので、周りの健康な歯を削る必要はありません。
メリット
- 残っている歯への負担が少ない。
- 違和感がほとんどない。
- 自分の歯に限りなく近く自然に見える。
- 味覚、香り、触感を楽しみながら、快適に食事ができる.
- メインテナンスによって、40年以上機能しているケースがある。
デメリット
- 治療期間が長く、抜歯と同じ程度の手術が必要である。
- 全身的疾患のコントロールが優先。
- 自費診療。
インプラントのブランド紹介
当院では、スウェーデンのノーベルバイオケア社製のものと、スイスのストローマン社製のインプラントを採用しています。
どちらも世界的に信頼があり、シェア率1位、2位のブランドです。
米国ハーバード大学歯学部をはじめ、世界中の大学病院で使用されています。